何事も初めて、というのは不安がよぎるもの。そこで第2回は「初めてボルダリングジムに行くには?」と題して、私が不安に思った事を中心に、その方法をQ&A形式、一問一答でお話しを進めたいと思います。
今回は外で行うのはまだ先の話として、屋内、ボルダリングジムに行く事を想定してお話しを進めていきます。
Q1.「1回どれくらいかかりますか?」
A1.「おおよそ1500円から2000円が相場でしょうか」
初めて行くにしてもやはり必要なのはお金。だいたい相場を見ると、1回行くと時間制限なしで土日に行くとだいたい2000円くらい、平日に行くと1500円前後が相場かと思います。お店によっては初回登録料として500円くらい必要なところもあります。
ただ、各店舗それぞれ割り引きサービスがあります。たとえば夜6時以降に入店であれば等のサービスタイムが設定されていますので、行きたいと思ったお店のHPをチェックです。
(ただし、安い時間帯は混雑するのも確か。そこはトレードオフ、ですね)
Q2.「服装は?」
A2.「まずは汚れてもいい格好で」
服装を気にする方も多いと思いますが、見ていると意外とあまりスポーツ・スポーツみたいな格好の方は少ないですね。
それでもまずは筆頭にあげるのが、「汚れてもいい格好」である事は間違いありません。
手にチョークをつけて登る事が必要な上、マットの上には皆さんが使ったチョークの粉が落ちています。そこに落ちれば(落ちる事を怖がってはいけません)当然衣類にチョークの粉がついてしまいます。もちろん洗えば落ちる類のモノですが、気になるならば「汚れてもいい格好」である事がまず第一かと思います。
私は、この季節汗もかくので、上下スポーツウェアを着ています。でもこれはさすがに少ないかな~、と思います。(^^ゞ
男子であれば、Tシャツにチノ系やカーゴ系の短パンなども良く見かけます。
女性もTシャツの方が多いですが、下は7分丈程度のパンツルックが多いでしょうか。
Q3.「初めての時に必要なモノは?」
A3.「お金と衣服とタオルくらいで十分です」
ボルダリング、と言うと私が思うに、必要なもの、というのは球技などのスポーツに比べればずっと少ないと思います。
上げるならば、
・(クライミング)シューズ
・チョークセット
くらいあれば十分なのです。そして、それはだいたい「初回のみ無料」としてレンタル代金も入った金額設定になっているかと思います。
これは某店でのレンタル品です。こういったお店が持っているものをレンタルできるので、初回は「お金と衣服とタオル」くらいで十分かと思います。
Q4.「全くの(メンバー全員)初めてですが?」
A4.「スタッフが教えてくれます」
いざ一人で、またはグループでボルダリングジムに行こう、と決めたとき、経験者がいれば勝手知ったる、でいろいろと教えてくれると思いますが、そういった方がいない、と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは正直に受付時に「初めてなんです」と伝えましょう。
初めてです、と言えばはじめにしっかりとお店のルールを教えてくれます。(これはかなり重要であり、かつ必要な事なのでしっかり聞きましょう)
さらに(時間があれば)店員さん<上の写真の店員さんはスリッパのままするすると登って行かれましたw>が直接ボルダリングのルールと共に登り方や、初心者ルートのアドバイスをしてもらえると思います。
とにもかくにも真摯に「初めてである」と言う事を伝えましょう。そう「聞くは一時の恥」なのですから。
Q5.「高いところが苦手ですが大丈夫?」
A5.「落ち方をしっかり学びましょう」
ボルダリングジムはだいたい高くても3~4mくらいの高さでしょうか。登るときは上を向いているのであまり高さに対する恐怖心がないかと思いますが、実際に怖いな、と感じるときはおりる時(または失敗して落ちる時)ではないでしょうか。
ボルダリングジムでは安全のため下にマットをひいてありますが、やはりヘルメットなどをして登るわけではないので、絶対、ではありません。頭や首からを打ち付けては確かにケガをするかもしれません。
しかし、ケガ、安全も自分持ち(Your Own Risk)なのです。だからまずは低いところまでいったんおりてから、足を下にしておりてきて、足をクッションにして衝撃を和らげるように落ちてくる、と言ったように安全面に「自ら」配慮しましょう。
もちろんこの辺の事もお店の方ならしっかりと教えていただけるものと思っております。
「失敗無くして成功なし」という気持ちが大事です。( ^ー゚)b
Q6.「私、背が低いんですが…?」
A6.「各個人に最適なルートを探しましょう」
身長が150cmくらいの小柄な方と、180cmを超えるような方では確かにリーチの差などで大きく違うかと思います。たとえばレベルの簡単なところであれば、大柄な方なら1個飛ばしでも届いてしまう事もあるでしょう。
だからと言って小柄な方があきらめた方がいいか、というとさにあらず。小柄な方でも上手に登る方を私もたくさん見ております。小柄な分、足をしっかりと動かして、手を動かせるポイントにしっかり移動されていますね。逆にそういった方の方が、レベルが上がったときにしっかりと動けるのかな?とも思います。自分に合ったルートを探す。これもボルダリングの楽しみ方の一つかと思います。
Q7.「お風呂はあるの?」
A7.「無いと考え、必要ならば事前に銭湯などを探してみましょう」
スポーツをした後の一杯はおいしいモノ。それもお風呂に入って汗を流した後ならサイコーな一時でしょう。
ボルダリングジムはジムはジムでもフィットネスクラブ系のジムと違い、お風呂はもちろんシャワー施設がないところも多いです。(というかあまり聞かない)
ただ、水道等はありますので、終わった後は手や足を洗う事はできると思います。(なのでタオルがあると便利)
私などはこの季節暑いので、「制汗シート」を持って行き、それを帰りがけに使うとスッキリとするのでオススメです。
と言ったところのお話しで参考になれば幸いです。
次回はボルダリングジムでのお話しなどができれば、と思います。
「ボルダリングを始めよう」(第2回) http://t.co/4Zkh8Qw via @TAG_club
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